タイトル
GIG WORK(GIG WORK): 組織に殺されず死ぬまで「時間」も「お金」も自由になるずるい働き方
著者
出版
2019年
内容
【★10年間1000万部!ベストセラーを連発してきたカリスマ編集者の働き方論!】 【★シゴト、人間関係、SNS、副業、転職、アウトプット、インプット、選択肢がふえる! 】 【★組織に殺されず、死ぬまで「時間」も「お金」も自由になる! ずるい働き方! 】 そもそもなんで「ギグエコノミー」と呼ぶのか。 「ギグ」とはもともとジャズミュージシャンの間で使われていた言葉で、 ライブハウスなどでの単発の演奏のことを言う。 つまり、「ギグエコノミー」とは、プロジェクトごとに参加したり、 空き時間を使って参加したり、さまざまな形で会社員という形でなく労働することを指すわけ。 たとえば、デザイナーとしてあるプロジェクトに参加したり、 空き時間を使ってウーバーのドライバーをすることも同じだ。 最初、ギグエコノミーについて知ったときに、オレの印象はまさに編集者だなと思った。 いや、「編集者のことじゃん!」って感じだった。 とくに、かつてのオレのような書籍編集者は出版社に所属していながらも、 本ごとに著者、デザイナー、DTPオペレーター、校正者、印刷会社なんかが違っていて、 まさに本単位(プロジェクト単位)で仕事するからね。 だから、どんどんギグ化し、コンテンツ化する世界においては、 オレたちみたいな編集経験者が最強になるのは当然なんじゃないかな。 長期的な目標を持ったり、大きな資金を回したりっていうのではなく、 プロジェクト単位で仕事をこなしていくからこそ自由であり続けることができるわけだ。 まるでジャズミュージシャンがインプロビゼーション(即興)で演奏するように、 そのときに最適な存在として活躍すればいい。 もちろん、そこに戦略がなければ、 単なる下請けとしてフリーの労働者になるだけだから、そこは気をつけたい。 この本では真面目に資本家でも労働者でもないギグワーカーとして、 楽しく生きる術をあますところなく書いていく。
本書を選んだきっかけ
- ギグワークとはどういった働き方かを知りたかった
刺さったポイント
- 人生がコンテンツ
- 自分の現在地を知る事が大事
感想
偉そうな口調だなぁと思いつつも、内容はしっかりとしています。編集者最強説。「正社員なんか辞めてしまう」「目標なんかいらない」などちょっと過激ですが、うなずける所もあります。自分の現在地を知る良い方法としては、「読書する」、「新しい体験をする」、「文章を書く」、私も実践して現在地をしっかりと把握していきます。
総額
1,386円