内容
認知症の権威が認知症になって、ようやくわかったことがある。認知症の人が見ている世界、認知症の歴史、超高齢化社会を迎える日本の選択など、この1冊でわかる認知症のすべて。
目次
- 第1章 認証になったボク
- 第2章 認証とは何か
- 第3章 認知症になってわかったこと
- 第4章 「長谷川式スケール」開発秘話
- 第5章 認知症の歴史
- 第6章 社会は、医療は何ができるか
- 第7章 日本人に伝えたい遺言
感想
日本で使われている認知法の測定方法、長谷川式スケールを開発した方の著書。心に響いたのは認知症になったからといって、本人は何も変わらない。周りの人の捉え方が変わってしまい、かえってその人の傷を深くしてしまう。今の所無縁だが、あと5年〜10年すれば十分周りでもあるかもしれない。
認知症になって分かったのはだんだん頭にモヤが掛かってくるというもの。朝は比較的晴れやかだが、夕方などにはひどくなるのだろう。
睡眠とも影響してそうだ。
総額
1,287円
参考
本書でも紹介されているが、著者の出している絵本もオススメです。 - だいじょうぶだよ―ぼくのおばあちゃん