内容
Git入門の決定版「サルGit」がついに書籍化! 圧倒的な分かりやすさでバージョン管理を使いこなそう 本書は、コレまでにGitを触ったことが無い方。もしくは一度勉強しようと思ったが、どうも手につかず普段はGitを利用していない。というような方々に向けたGitの操作を一から学べる内容となっています。無料のGitクライアントソフト「Sourcetree」と「Backlog」に含まれているGit機能を用いた手順を丁寧に解説しています。 わかりやすさはそのままに、コマンドラインの利用が苦手なユーザーにも親しみやすくGitの操作を紹介しています。さあ、一緒にGitを学んでいきましょう。そして皆さんの仕事がより良く、進められますように。
感想
Gitの概念はなかなか理解できない。また最初に自分の環境に適用するにはどうしていいかなかなか分からない物だ。 本書もかなり有効だが一番私が有効だと思うのは出来る人を一人見つけて、教わるのがなんだかんだで一番てっとりばやいと思う。 ただし本書を読んで全体の流れや参考として一読しておきたい。
目次
https://backlog.com/ja/git-tutorial/ 第1章 Gitの概要理解と準備 1-1 バージョン管理システムとは 本当の最新版はどのファイル? コミットという「セーブポイント」をたくさん設ける コミットにはいつ誰が何の目的で作業したかが記載される 集中型バージョン管理システムと分散型バージョン管理システム 1-2 Gitの利用シーン サービス開発や受託開発 一人での作業時にも オープンソースプロジェクトにGitを利用する 開発以外の利用にも活躍するGit Gitリポジトリを提供するサービス Gitを使わない手はない 1-3 Gitを利用するツールのインストール Gitを利用するためのソフトウェア GitをGUIで操作できるSourcetree Sourcetreeのインストール 第2章 Gitの基本を理解しよう 2-1 リポジトリの作成 リポジトリとは ローカルリポジトリの作り方 デフォルトのユーザー情報を指定するオプション 空でないフォルダーもリポジトリにできる ローカルリポジトリを作成するもう一つの方法 2-2 初めてのコミット コミットとは コミットまでの手順 1.リポジトリ内のファイルに変更を加える 「メモ帳」から保存するときは文字コードを「UTF-8」に 2.コミットしたいファイルをステージする ファイルをステージに移動させる方法 3.コミットメッセージを記載して、コミットする 2-3 さまざまなコミット テキストの編集とそのコミット 複数のファイルをコミットする ファイルの削除をコミットする 変更されたファイルの一部(Hunk)をコミットする コミットは作業単位で コミット対象をステージしてからコミットする理由 2-4 コミットを戻ってみる 変更が検知されていないことを確認する 戻りたいコミットをダブルクリックする 2-5 コミットメッセージの書き方 コミットメッセージの記入ルールを作ろう コミットメッセージのテンプレート 1行目:変更内容の概要 2行目:空行 3行目以降:変更した理由の詳細 2-6 元に戻す ファイルの変更を破棄する コミット自体の削除 コミットを削除する3つのモード 2-7 ファイルの除外 .gitignoreの作成 .gitignoreの記述方法 第3章 ブランチとマージ 3-1 ブランチとは ブランチとは枝分かれのこと デフォルトはmasterブランチ ブランチを分けたり、合流したり どういったタイミングでブランチを利用するべきか 3-2 初めてのブランチ作成とコミット saru__01のブランチを作成する ブランチを切り替える(チェックアウト) saru__01ブランチをでコミットを行う ブランチごとにリポジトリの内容が異なることを確認する 3-3 ブランチをもう一つ作成してコミットする saru__02ブランチを作成する 樹形図の枝分かれは2つ以上の分岐が発生したときに表示される 3-4 2種類のマージ 現在のブランチにはほかのブランチをマージする masterブランチへsaru__01ブランチをファーストフォワードでマージする masterブランチへsaru__02ブランチをオートマージする Gitはマージを行う際にファイルの変更を1行単位で確認する 3-5 コンフリクトの解決 コンフリクトを発生させる コンフリクト箇所を確認する Sourcetree上でコンフリクトを解決する テキストエディタでコンフリクトを解決する コンフリクトが起こっても慌てない マージ前に戻すことも検討しよう 3-6 チェリーピック チェリーピックを行うとどうなるか チェリーピックの礼 3-7 タグ タグの種類 タグの漬け方 第4章 リモートリポジトリとの連携を理解しよう 4-1 ローカルリポジトリとリモートリポジトリ リモートリポジトリの場所と役割 リモートリポジトリを提供するサービス 4-2 Backlogアカウントの作成 Backlogアカウントの取得方法 4-3 ローカルリポジトリにリモートリポジトリを登録 リモートリポジトリのURLを取得する BacklogでリモートリポジトリのURLを取得する ローカルリポジトリにリモートリポジトリを登録する 4-4 プッシュとプルとクローン プッシュ:これまでの変更履歴ごとファイルをアップロードする ログイン情報を間違えて入力した場合 リモートリポジトリを確認する Gitを利用することは作業の報告にもなる プル:これまでの変更履歴毎のファイルをダウンロードする クローン:リポジトリをダウンロードしリモートリポジトリに紐付ける 既存のリポジトリをクローンする 第5章 課題管理との連携とプルリクエスト 5-1 Gitの運用ルール Gitを利用したプロジェクトには運用ルールが必要 Git Flow GitHub Flow Git FlowとGitHub Flowのどちらで運用するか 5-2 Backlogの課題との連携 コミットと課題を紐付けるメリット 課題を作成する 課題名と詳細の入力例 課題用のブランチを作成する 課題にどんなルールで名前をつけるか 課題用のブランチで作業をコミットしプッシュする 5-3 プルリクエストの作成とマージ プルリクエストとは プルリクエストの目的 プルリクエストはリモートリポジトリが提供する機能 実際にプルリクエストを作成する プルリクエストをマージする プルリクエストに対するレビュー プルリクエストがコンフリクトを起こしているときには 5-4 フェッチでリモートリポジトリの状況を知る リモートリポジトリのすべてのブランチの状況を取り込む フェッチ時に元と異なるコミットがリモートにある場合 5-5 ブランチの削除 マージしたらブランチを削除するかどうか考える ローカルブランチの削除 リモートリポジトリ上のブランチの削除 逆引きGit 付録-1 Windows/Macでコマンドラインを使う方法 Windowsの場合 Macの場合 付録-2 コマンドリファレンス 基本操作 ブランチ操作 タグ操作 SSH接続設定 コミットログ設定 リモート操作 Git設定 Stash GitとSubversionの比較 トラブルシューティング